HIVとエイズ(AIDS)の違い [HIVとエイズ(AIDS)]
皆さんはHIVとエイズ(AIDS)の違いってご存知でしょうか?よく勘違いして覚えている方がいるので、ここで正しておきたいと思います。
HIVとは、Human Immunodeficiency Virus(ヒト免疫不全ウイルス)のことで、ヒトの体をさまざまな細菌、カビやウイルスなどの病原体から守る(このことを"免疫"といいます)のに大変重要な細胞である、Tリンパ球やマクロファージ(CD4陽性細胞)などに感染するウイルスです。HIVは大きく分けて、HIV1型とHIV2型があります。
HIV-1型とHIV-2型とはどう違うのでしょうか?
HIV-1型と言うウイルスは、もともとはチンパンジーに免疫不全を起こすウイルスで、それが人間に感染して生まれたと考えられています。
次に、HIV-2型は西アフリカに生息するスーティーマンガベイと言う、オナガザル科の猿に免疫不全を起こすウイルスが起源と考えられています。
HIV-1型とHIV-2型では、HIV-2型の方が感染力は弱く、進行も遅いと言われています。
しかし、HIV-1型に対してHAART療法と言う治療方法が確立しているのに対して、 HIV-2型に対しては治療法がまだ確立していないそうです。この点からもHIV-2型の感染拡大に対しては用心が必要です!
また、HIV-1型が世界中に感染して広まっているのに対して、HIV-2型は主に西アフリカを中心に感染が広まっています。ウイルスの発見としては、HIV-1型が発見されたのが1983年、HIV-2型が発見されたのはそれから3年後の1986年になります。
日本国内においては、HIV-1型が見つかったのは1985年であり、HIV-2型が見つかったのは2006年、西アフリカで輸血を受けて感染した例が最初とされています。
そして、HIV-2型はその後2007年に2例、2008年に2例と複数の感染が見つかっています。このうち2例については、来日中の西アフリカ男性と性交渉を 持った日本人女性が感染したものと分かっています。
この報告例以外は全てHIV-1型であり、日本ではほとんどがHIV-1型と言うことになりますね。
HIVがTリンパ球やマクロファージ(CD4陽性細胞)などに感染した結果、これらの細胞の中でHIVが増殖します。このため、免疫に大切なこれらの細胞が体の中から徐々に減っていき、普段は感染しない病原体にも感染しやすくなり、さまざまな病気を発症します。
この病気の状態をエイズ(AIDS:Acquired Immuno-Deficiency Syndrome、後天性免疫不全症候群)と言います。代表的な23の疾患が決められており、これらを発症した時点でエイズと診断されます。
●代表的な23の疾患 (厚生労働省が定めるエイズ発症の基準となる23の合併症一覧)
こちら⇒ http://www.std-lab.jp/stddatabase/db003_popup7.php
つまりHIVはヒト免疫不全ウイルスに感染した状態をいい、エイズAIDSは、そのHIVウイルスにより23の疾患が発症した状態という事になります。【HIVとエイズ(AIDS)の違い】でした。
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■HIVについて
HIVとは、Human Immunodeficiency Virus(ヒト免疫不全ウイルス)のことで、ヒトの体をさまざまな細菌、カビやウイルスなどの病原体から守る(このことを"免疫"といいます)のに大変重要な細胞である、Tリンパ球やマクロファージ(CD4陽性細胞)などに感染するウイルスです。HIVは大きく分けて、HIV1型とHIV2型があります。
HIV-1型とHIV-2型とはどう違うのでしょうか?
HIV-1型と言うウイルスは、もともとはチンパンジーに免疫不全を起こすウイルスで、それが人間に感染して生まれたと考えられています。
次に、HIV-2型は西アフリカに生息するスーティーマンガベイと言う、オナガザル科の猿に免疫不全を起こすウイルスが起源と考えられています。
HIV-1型とHIV-2型では、HIV-2型の方が感染力は弱く、進行も遅いと言われています。
しかし、HIV-1型に対してHAART療法と言う治療方法が確立しているのに対して、 HIV-2型に対しては治療法がまだ確立していないそうです。この点からもHIV-2型の感染拡大に対しては用心が必要です!
また、HIV-1型が世界中に感染して広まっているのに対して、HIV-2型は主に西アフリカを中心に感染が広まっています。ウイルスの発見としては、HIV-1型が発見されたのが1983年、HIV-2型が発見されたのはそれから3年後の1986年になります。
日本国内の感染状況は?
日本国内においては、HIV-1型が見つかったのは1985年であり、HIV-2型が見つかったのは2006年、西アフリカで輸血を受けて感染した例が最初とされています。
そして、HIV-2型はその後2007年に2例、2008年に2例と複数の感染が見つかっています。このうち2例については、来日中の西アフリカ男性と性交渉を 持った日本人女性が感染したものと分かっています。
この報告例以外は全てHIV-1型であり、日本ではほとんどがHIV-1型と言うことになりますね。
■エイズ(AIDS)について
HIVがTリンパ球やマクロファージ(CD4陽性細胞)などに感染した結果、これらの細胞の中でHIVが増殖します。このため、免疫に大切なこれらの細胞が体の中から徐々に減っていき、普段は感染しない病原体にも感染しやすくなり、さまざまな病気を発症します。
この病気の状態をエイズ(AIDS:Acquired Immuno-Deficiency Syndrome、後天性免疫不全症候群)と言います。代表的な23の疾患が決められており、これらを発症した時点でエイズと診断されます。
●代表的な23の疾患 (厚生労働省が定めるエイズ発症の基準となる23の合併症一覧)
こちら⇒ http://www.std-lab.jp/stddatabase/db003_popup7.php
つまりHIVはヒト免疫不全ウイルスに感染した状態をいい、エイズAIDSは、そのHIVウイルスにより23の疾患が発症した状態という事になります。【HIVとエイズ(AIDS)の違い】でした。
HIV検査へ行くのに「なかなか勇気が出ない方」や「時間が取れない」でも不安という方は、自宅で検査できる通販キットで検査する方法もあります。↓↓↓↓↓
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